住宅ローンのリスク対策!収入保障保険に加入した理由

節約

今回は、万が一に備え、住宅ローンの支払いに困らないよう、収入保障保険に加入した体験をご紹介します。

私たちは住宅ローンを契約する際、夫が団体信用生命保険に加入しました。

もし夫に万が一のことがあれば、住宅ローンの返済は全額免除されます。

しかし、妻に万が一のことがあった場合は、ローンの返済はそのまま残ります。

そこで、妻も収入保障保険に加入することにしました。

この記事では、私たち自身の経験をもとに、収入保障保険に加入するまでに考えたことや選んだ理由をまとめています。

住宅ローンなど、家計のリスクに備える保険選びの参考になれば嬉しいです。

※本記事は、筆者の体験をもとに収入保障保険についてまとめたものです。保障の必要性は人によって異なりますので、加入を検討する際はご自身の状況に応じてご判断ください。

住宅の購入

私たちは、夫婦それぞれの収入で日々の暮らしを支えています。

1人目の子どもが生まれたのをきっかけに、思いきって住宅を購入しました。

まとまった資金がなかったので、夫婦の収入をもとに住宅ローンを組みました。

住宅ローンを組む際、銀行金利に0.1%を上乗せして、夫が団体信用生命保険に加入しています。

そのため、もし夫に万が一のことがあっても、住宅ローンの返済は全額免除されます。

しかし、妻に万が一のことがあった場合は、住宅ローンの返済はそのまま残ってしまいます。

残された家族は、ローン返済と生活費の両方を背負うことになり、大きな負担となります。

そこで、妻の万が一に備えるため、保険の加入を検討しました。

収入保障保険の加入検討

保険に加入するにあたり、最初に検討したのは定期死亡保険でした。

保険について調べていくにつれ、私たちの目的に本当に合っているのは収入保障保険だと分かりました。

そこで、定期死亡保険と収入保障保険をそれぞれ検討して、最終的にどのような理由で収入保障保険を選んだのかをお伝えします。

実際に選んだ収入保障保険の加入条件や選んだ際に重視した点についてもご紹介します。

定期死亡保険

保険について検討し始めた当初、まず思い浮かんだのは定期死亡保険でした。

(当時は、収入保障保険を知りませんでした)

定期死亡保険は、契約期間中に亡くなった場合に、あらかじめ設定した保険金を一括で受け取れる保険です。

例えば、満期を60歳、保険金を3,000万円と設定していた場合、60歳までに亡くなれば3,000万円を一括で受け取れます。

最初は魅力的に感じましたが、よく考えてみると私たちの目的とは少しずれていました。

たとえば、保険金を住宅ローンの借入額に合わせて3,000万円とした場合を考えてみます。

契約直後に万が一のことがあれば、保険金によってローンをちょうど完済でき、非常に合理的です。

しかし、満期に近い時期に亡くなった場合、ローン残高はほとんど減っており、3,000万円の保険金は過剰な保障となってしまいます。

定期死亡保険も選択肢の一つでしたが、必要以上の保険料負担が見込まれたため、別の保険を検討しました。

収入保障保険

私たちが本当に求めていたのは、万が一のときに、毎月のローン返済額をまかなえる保険です。

保険についていろいろと調べていく中で、収入保障保険という保険を知りました。

収入保障保険は、契約期間中に亡くなった場合に、死亡時点から満期までの期間、毎月一定額の保険金を受け取れる保険です。

まさにこれが、私たちが求めていた保険でした。

これなら、万が一のときでも、遺された家族がローン返済に困ることはありません。

そうした理由から、私たちは収入保障保険に加入することに決めました。

以下に、収入保障保険と定期死亡保険の違いを比較した表をまとめます。

収入保障保険定期死亡保険
支給方法月額で分割支給一括支給
受取総額死亡時期が早いと多い一律
主な利用目的毎月の生活費や
ローン返済の補填
大学進学などの教育費

加入条件

契約当時の銀行金利での毎月のローン返済額は11万円だったので、保障金も同額に設定しました。

契約期間はローンの完済時期に合わせて33年間としました。

保険を選ぶにあたって、私たちが重視した点は以下です。

重視した点
  • 掛け捨て型
  • 支払い方法は年払い
  • 非喫煙者・健康体の条件

■掛け捨て型を選んだ理由

保障が必要なのはローン返済期間中のみで、解約返戻金が不要だったため、掛け捨て型を選びました。

その分、保険料を抑えることができ、コストパフォーマンスも良いです。

■年払いを選んだ理由

保険料の支払い方法には「月払い」と「年払い」があります。

年払いの方が保険料の総額を抑えられるため、こちらを選びました。

■非喫煙者・健康体の条件を活用した理由

同じ保障内容でも、喫煙状況や健康状況によって、保険料に大きな差が出ます。

妻はたばこを吸わず、健康体の条件を満たしているので、非喫煙者・健康体条件で加入しました。

契約

保険は、同じ保険内容でも、保険会社によって保険料が大きく異なることがあります。

そこで、加入前に複数の保険商品を比較して検討しました。

相見積もりのステップ:

  1. 保険相談窓口「ほけんのぜんぶ」を訪問
  2. 収入保障保険を取り扱う保険会社をリストアップ
  3. 各社の条件に合う商品の保険料を比較調査
  4. 最も保険料の安い商品を選んで契約

今回契約した保険の内容は以下です。

契約内容

被保険者:妻
受取人:夫
月額保障:11万円(契約当時のローン返済額)
保障期間:33年間(ローン返済が終わるまで)
保険の種類:掛け捨て型
年払保険料:23,381円(非喫煙者・健康体区分)

まとめ

子どもが生まれたのをきっかけに、私たちは住宅ローンを組んで家を購入しました。

ローン契約時には、夫が団体信用生命保険に加入し、万が一の際にローン残高が全額免除されるよう備えました。

しかし、妻に万が一のことがあった場合には、住宅ローンはそのまま残ります。

その際、残された家族は、ローン返済と生活費の両方を背負うことになり、大きな負担となってしまいます。

そこで、妻の万が一に備え、収入保障保険への加入を決めました。

今回契約した保険の内容は以下です。

  • 被保険者:妻
  • 受取人:夫
  • 月額保障:11万円(契約当時のローン返済額)
  • 保障期間:33年間(ローン返済が終わるまで)
  • 保険の種類:掛け捨て型
  • 年払保険料:23,381円(非喫煙者・健康体区分)

今回の記事では、契約した保険の内容だけでなく、加入までに考えたことや、重視した点についてもご紹介しました。

私たちと同じように住宅ローンを抱えているご家庭の保険選びに、少しでも参考になれば嬉しく思います。

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