こんにちは!
節約を行う際、固定費の削減は一度実施すれば長期的に効果が続くため非常に有効です。
固定費の削減の一環として、今年も自動車保険の契約満期日が近づいてきたので、相見積もりを取って保険料が安いイーデザイン損保(年間保険料 19,958円)と契約し直しました。
『一度保険料の安い保険会社と契約すれば、補償内容が同じならそのまま更新で良いのでは?』と思うかもしれませんが、保険料は等級や免許証のカラー区分が変わるため、保険会社を選び直しました。
一見煩わしく感じるかもしれませんが、実際には数時間もあれば手続きが完了します。
これから、今回行った自動車保険の相見積もりについて体験をシェアします。車を所有されていて、まだ相見積もりを活用されていない方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
補償内容
今回、自動車保険の補償内容は以下の2つにしました。
■対人・対物賠償責任保険の無制限補償
■弁護士費用補償特約
加入理由は以下の通りです。
対人・対物賠償責任保険の無制限補償
自動車保険に加入する主な目的は、対人・対物賠償責任保険の無制限補償を付帯させることです。
自動車を運転中に対人事故や対物事故を起こした場合、自賠責保険(強制保険)の補償額だけでは賠償額を十分に賄えない可能性があるためです。
実際、過去の自動車事故の裁判における賠償額を確認すると、対人事故では数億円に、対物事故でも数千万円達する可能性があります。
■対人事故
賠償額 | 被害者 | 損害 | 判決日 |
5億843万円 | 41歳男性 | 死亡 | 2011年11月1日 |
4億5381万円 | 30歳男性 | 後遺障害 | 2016年3月30日 |
4億5375万円 | 50歳男性 | 後遺障害 | 2017年7月18日 |
■対物事故
賠償額 | 被害物 | 損害 | 判決日 |
1651万円 | 建物(美容室) | 全壊 | 1994年5月24日 |
3002万円 | 複数車両 | 追突事故等 | 2011年9年27日 |
一方、自賠責保険(強制保険)の補償額は、対人事故では最大でも数千万円にとどまり、対物事故については無補償です。
■対人事故
・死亡:3000万円まで
・ケガ:120万円まで
・後遺障害:75万円〜4000万円
■対物事故
・無補償
自賠責保険の補償額だけでは自己負担額が数千万円~数億円に達する可能性があるため、対人・対物賠償責任保険の無制限補償を付帯させました。
弁護士費用補償特約
弁護士費用や法律相談費用は貯金で備えられる範囲内であるため、必須ではありません。しかし、万が一自動車事故で弁護士を雇い示談交渉や裁判を進めるとなった場合、経験が全くないためスムーズに進められるか不安です。金銭的な部分については心配しないで済むように加入することに決めました。
ネット型 vs 代理店型
自動車保険の加入方法はネット型と代理店型がありますが、ネット型を選びました。
簡単に特徴を比較した表をまとめました。
対面での相談 | 保険料 | 手続き時間 | |
ネット型 | ×(不可) | 〇(安い) | 〇(短い) |
代理店型 | 〇(可能) | ×(高い) | ×(長い) |
代理店型の最大の特徴は、専門知識を持つ担当者と直接相談できるため、より自分に合った補償内容を選択ができることでしょう。しかし、すでに補償内容は検討済みですのでそのメリットを活かすことはできません。
一方、ネット型では担当者を要しないため人件費が削減され、結果的に保険料が安くなる可能性があります。また、手続きも自宅でできるため、時間の節約にも繋がります。
そのため、ネット型の自動車保険を選びました。
相見積もり
私の運転条件や補償内容をもとに相見積もりを取った結果、イーデザイン損保が最も安かったので、契約しました。
毎年、自動車保険の契約満期日が近づいてきたら、相見積もりをとり、保険料の安い保険会社に入り直しています。一度保険料の安い保険会社に加入すると、補償内容が同じであれば、来年からはそのまま更新すれば良いと考えるかもしれません。しかし、毎年等級や免許証のカラー区分が変わる可能性があり、それに伴い各保険会社の保険料も変わる可能性があるからです。
一見煩わしく感じるかもしれませんが、実際には数時間もあれば手続きが完了します。実体験をもとに、契約完了までの手続きについて、順を追って説明します。
STEP1 補償内容の確認
先に説明したように、補償内容を以下の2つに決めました。
■対人・対物賠償責任保険の無制限補償
■弁護士費用補償特約
STEP2 一括見積もりの実施
まず、車検証と現在加入中の自動車保険の証券を準備しました。
一括見積もりは「価格.com」のサイトを活用しました。登録時に必要な入力項目は「契約者と契約する車の情報」、「運転の使用目的」、「現在加入中の保険の補償内容」、「次回加入予定の補償内容」でした。
「次回加入予定の補償内容」については、対人・対物賠償責任保険などの主の補償内容は選択できましたが、特約についてはできませんでした。
登録が完了すると、1分以内に5社の保険会社から見積もり結果がメールで届きました。各社の年間保険料は以下の通りです。
イーデザイン損保 | チューリッヒ | アクサダイレクト | SBI損保 | SOMPOダイレクト | |
年間保険料 | 16,908円 | 12,970円 | 23,370円 | 15,100円 | 18,110円 |
STEP3 各社と再見積もりの実施
一括見積もりの時点では、特約は選択できませんでしたので、各社の受信メールから弁護士費用補償特約を追加して再見積もりを行いました。見積り結果は以下の通りです。
イーデザイン損保 | チューリッヒ | アクサダイレクト | SBI損保 | SOMPOダイレクト | |
年間保険料 | 19,958円 | 20,560円 | 23,370円 | 20,290円 | 20,800円 |
イーデザイン損保が最も安かったので、クレジット払いで契約しました。
まとめ
固定費の削減の一環として、今年も自動車保険の契約満期日が近づいてきたので一括見積もりサイトを活用して保険料の安い保険会社と契約し直しました。
毎年保険会社を検討する理由は、保険料は等級や免許証のカラー区分が変わるためです。
一見煩わしく感じるかもしれませんが、実際には数時間程度で手続きは完了しました。
今回の契約完了までの手続きは、以下の通りです。
STEP1 補償内容の確認
■対人・対物賠償責任保険の無制限補償
■弁護士費用補償特約
STEP2 一括見積もりの実施
「価格.com」のサイトを活用しました。登録項目は「契約者と契約する車の情報」、「運転の使用目的」、「現在加入中の保険の補償内容」、「次回加入予定の補償内容」でした。登録完了後、1分以内に各保険会社から見積もり結果のメールが届きました。
STEP3 各社と再見積もりの実施
一括見積もりの時点では、特約は選択できませんでしたので、各社の受信メールから弁護士費用補償特約を追加して再見積もりを行いました。保険料が最も安かった保険会社とクレジット払いで契約しました。
皆さんも、車を所有されていて、まだ相見積もりを活用されていない方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。数時間の手続きで保険料の安い保険会社と契約ができ、固定費の削減につながります。