自動車の高額売却方法!入札方式を使って買取業者間の価格競争を活用

節約

こんにちは!

最近、2人目の子どもが生まれたことをきっかけに、軽自動車(N-WGN)からミニバンに乗り換えました。新しい家族のために、より広い車が必要になったためです。

そこで、できるだけ高く売却するために「入札方式」を活用し、複数の買取業者間で価格競争を促しました。その結果、最も高い金額(532,100円)を提示した業者に車を売却することができました。

複数の業者に査定依頼をする際には、一括車買取サービスを提供する「MOTA」を活用しました。このサービスを使うことで、効率的に複数の業者を呼び、査定後に一斉に入札金額を提示してもらうことができました。実際に査定を受けた業者は、ウィーカーズ、ネクステージ、ガリバーです。

今回は、私たちが実際に行った自動車の売却方法について、ステップごとに詳しくご紹介します。車を売る予定がある方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

入札方式の活用

車をできる限り高額で売却するため、今回初めて入札方式を活用しました。入札方式とは、複数の買取業者が一度に競り合い、最も高い金額を提示した業者に売却する方法です。

具体的な方法は、まず同じ日・同じ時刻に複数の業者を自宅に呼び、同時に車の査定をしてもらいます。査定後、各業者に名刺などに買取金額を記入してもらい、一斉に金額を見せ合いその中で最も高い金額を提示した業者に車を売却します。以下に特徴を示します。

■メリット
・直接、業者間で価格競争を促すため、市場相場に近い金額または、高額での売却が期待できる
・査定を一度にまとめて行うため、相見積もりに要する時間を大幅に削減できる
(1件当たり1時間から1時間半程度)
・業者間で競り合うため、業者との直接的な価格交渉の手間を省ける

■デメリット
・入札方式を初めて利用する場合や、経験が少ない場合、複数の業者からの圧力や巧妙な営業トークに影響され、相場よりも低い金額で売却してしまうリスクがある
・業者間で事前に価格を調整することによって、適切に競争が行われず、売却金額が不当に低くなる可能性がある(談合のリスク)。

入札方式を利用することで、業者が本来提示しない金額を無理に引き出すことになり、「倫理的に問題がある」、「誠実ではない」などと感じられるかもしれません。しかし、業者は消費者(私たち)よりも豊富な取引経験を持ち、市場相場の情報、査定のスキル、さらには交渉力においても圧倒的に優れていると考えられるため、実際に取引で不利なのは消費者です。買取業者は営利企業である以上、市場相場より低い金額を提示する可能性もあります。そのため、適切な価格で売却を実現するためにも、事前に各業者に入札方式について伝えた上で活用することは問題はないと考えています。

MOTAの活用

入札方式を活用するには、複数の業者に査定を依頼する必要があります。今回は一括車買取サービスを提供するMOTAを活用しました。

MOTAの専用サイトに車や顧客の情報を入力して登録をすると、最大20社の買取業者からの概算査定結果が確認できます。査定金額上位3社から訪問査定の電話連絡があり、さらに4社目以降も追加で選ぶことができます。これにより、手間を最小限に抑えつつ、複数の業者に査定依頼を行うことができます。

MOTAは以下のような優れた特徴があります。
■特徴1:専用サイトに登録後、素早く概算査定結果を受け取れる
登録後に概算査定結果を受け取る時間は、登録時間によって異なります。詳細は以下の通りです。

登録時間00:00~15:0015:00~24:00
受取時間~18:00(当日)~12:00(翌日)

■特徴2:概算査定結果を受け取った時点で、最低売却金額が把握できる
概算査定結果は、各社〇〇万円~□□万円のような範囲で提示されます。車の登録情報と大きな相違がなければ、少なくとも下限金額で売却することができます。
引用:「MOTA車買取」規約改定のお知らせ(URL:https://mota.inc/news/2036/

■特徴3:売買契約後でもキャンセルができる
引き取り日の翌日までは売買契約をキャンセルすることができます。また、キャンセル料等も発生しません。
引用:「MOTA車買取」規約改定のお知らせ(URL:https://mota.inc/news/2036/

実施内容

これから、私たちが実際に行った車の売却までの一連の流れを、ステップごとに紹介します。各ステップは以下の通りです。

ステップ1:MOTA専用サイトの登録
ステップ2:概算査定結果の受取
ステップ3:業者からの訪問査定の電話連絡
ステップ4:査定業者の追加依頼
ステップ5:最低入札金額の設定
ステップ6:入札方式での車売却

MOTA専用サイトの登録

MOTAの専用サイトに以下に示す車の査定に必要な情報を入力し、15時までに登録しました。
■車の情報
 ・メーカー
 ・車種
 ・年式
 ・グレード
 ・車体色
 ・修復歴
 ・走行距離
 ・売却希望時期
■顧客の情報
 ・氏名
 ・郵便番号
 ・メールアドレス
 ・携帯電話番号
■任意項目(入力すると査定金額が上がる可能性がある)
 ・ローン残債
 ・電動スライドドア
 ・カーナビ
 ・その他の装備、状態
 ・コメント(追加の装備、オプション、損傷個所など(最大200文字))
 ・乗り換え検討
 ・車台番号
 ・車検期限
 ・写真(最大6枚:正面、サイド、後方、ハンドル・メーター、その他(傷など)2枚)

概算査定結果の受取

MOTA専用サイトの登録日の17時頃、MOTAからメールで査定金額上位3社(ガリバー、ネクステージ、グッドスピード)の結果が届きました。結果は以下の通りです。

ガリバーの下限金額が42.8万円だったので、MOTAの規約により、少なくともこの金額で取引できることが分かりました。

業者からの訪問査定の電話連絡

同日18時頃、各業者(ガリバー、ネクステージ、グッドスピード)から電話で訪問査定の連絡があり、次の週末の午前10時に査定を依頼しました。その際、複数の業者に同時に査定を依頼し、その後入札方式で最も高い金額を提示した業者に売却することも伝えました。

査定業者の追加依頼

入札方式を活用するにあたり、以下の理由から多数の業者を呼びたいと考えていました。
・さらに価格競争を促し、より市場相場に近い金額または高額で売却するため
・談合のリスクを最小限に抑えるため

そのため、同日MOTAからの査定結果のメールから4位の業者(ウィーカーズ)にも査定依頼を申し込みました。翌日ウィーカーズから電話で訪問査定の連絡がありましたので、同時査定・入札方式について伝えた上で査定を依頼しました。

最低入札金額の設定

入札時の最低入札金額を設定するため、入札日の前日に、買取業者(アップル)に訪問し、査定依頼をしました。結果は50万円でした。

最低入札金額を設定することで、予想外の低い金額で売却されてしまうリスクを避けることができ、安心して入札を見守ることができます。また、業者に対して最低金額をしっかりと伝えることで、交渉を有利に進められる可能性も高まります。

入札方式での車売却

入札日、午前10時にガリバー、ネクステージ、ウィーカーズの査定担当者が自宅に到着しました。グッドスピードは当日、査定担当者が来られなくなったとの連絡がありました。

査定を実施する前に、以下の点を業者に伝えました。
・入札時、最も高い金額を提示した業者に必ず売却すること
・最低入札金額は50万円以上であること(50万円未満では売却しないこと)
・売買契約後、減額や返車交渉をしないこと
・希望する売却日と、売却の際車を店舗に持ち込むこと

その後、車の査定を1時間半程度実施してもらい、入札を行いました。入札の結果は以下の通りです。ネクステージはLINEを通じて金額を提示もらい、残りの2社は名刺の裏に記入してもらいました。最も高い入札金額(532,100円)を提示したウィーカーズに車を売却しました。

まとめ

軽自動車(N-WGN)をできるだけ高く売却するために、「入札方式」を活用して業者間で価格競争を促し、最も高い金額(532,100円)を提示した業者に売却しました。複数の業者に査定依頼をする際、今回一括車買取サービスを提供する「MOTA」を活用しました。

具体的には、複数の業者(ウィーカーズ、ネクステージ、ガリバー)を自宅に呼び、査定後、一斉に入札金額を提示してもらい、最も高い金額を提示した業者に売却しました。最上位と最下位の入札金額の差は32,100円でした。

さらに、入札日までに、他の買取業者(アップル)に見積もりを依頼し、その結果を最低入札金額として設定しました。これにより、予想外の低い金額で売却してしまうリスクを避けるためです。

以下は、今回車を売却する際に、査定してもらった結果です。
・入札金額 
  1位(ウィーカーズ):532,100円
  2位(ネクステージ):531,000円
  3位(ガリバー)  :500,000円
・買取業者(アップル)の売却金額:500,000円
・ディーラーの下取り金額:350,000円~400,000円
 (下取りに出す予定はなかったので、金額を詳細まで詰めませんでした)

皆さんも、車を売却する際は、入札方式を活用して高額での売却を目指してみてはいかがでしょうか。もし難しい場合でも、買取業者に売却することで、ディーラーの下取り金額より高く売れる可能性があります(N-WGNの場合、約15万円)。ぜひ3社程度の買取業者に相見積もりを取ってみることをおすすめします。

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